昨年に引き続き今年も無事にカラーミーショップ大賞授賞式が開催されました。
本年の優秀賞受賞ショップ様は下記の10ショップ様。
- かわしま屋 様
- サイフク公式オンラインショップ mino・226様
- UZUiRO様
- KEY MEMORY Online Shop様
- 暦生活のお店様
- ケアソク(CARE:SOKU)様
- 紡ぎ舎様
- 自然派きくち村様
- 安芸の島の実様
- 石木花オンラインストア様
誠におめでとうございます。
ノミネートされたショップリストを見ていると、弊社でサポートさせていただいたショップ様を何店舗かお見受けしたのですが残念ながら受賞には至らなかったようです。
来年はもっと頑張りたいです。
では今年も優秀賞を受賞されたショップ様の研究感想をつらつら書いていきます。
(昨年のレポートは「カラーミーショップ大賞2022 受賞ショップの研究」)
コミュニケーションツールが導入されている
一番印象に残ったのがこれです。昨年までと比べて圧倒的に増えたと感じました。
「WEB接客ツール(カラーミーアプリ)」やLine for Buusinessなど。
WEB上でお客様にあわせた接客ができることで、迅速なお問合せ対応、購入率アップやキャンペーン訴求をより効率的に行えるのが利点。
ECにおける最初の目標は「商品がカートに追加されること」ですが、AI技術が一般化したこともあり、その後押しをしてくれるものとして今後さらに注目されていくことになるでしょう。
動画利用ショップの増加
昨年の感想には「意外とあまり多くなかった」と書きましたが、今年はほとんどのショップ様に動画サービスの利用が見られました。
公式YouTubeチャンネルをリンクされているショップ様や、Instagramのリール投稿を展開されているショップ様など。
一番多かったのはInstagramリールのように思われます。
人気ショップのInstagramのフォロワー数は?
少し話が逸れますが、人気ショップ様はどのぐらいフォロワー数がいるものなのでしょうか?
一般的に10,000人以上のフォロワーをもつのは全ユーザーの1割以下と言われますが、優秀賞受賞ショップ様のInstagramを拝見すると、
- 暦生活のお店様 : フォロワー 198,000~
- KEY MEMORY Online Shop様 : フォロワー 40,000~
- 石木花 オンラインストア様 : フォロワー 28,000~
- UZUiRO様 : フォロワー 15,000~
と、10,000フォロワー超えのショップ様が目白押しです。
相当な努力と研鑽を積み重ねてこられたのではないでしょうか。個人的にSNSは苦手分野(ただただ面倒くさい)ですので心の底から尊敬します。
見やすい
当たり前なのですが難しい。
特に商品が多くなってくると、いかに商品をまとめお客様を誘導するかが非常に重要になってきます。
悪い例は情報過多。あれもこれもとリンクやバナーを貼りすぎてお客様を混乱させてしまうパターンです。
そのような状態にならないために、商品のカテゴライズ(カテゴリー分類とグループ分類)をどのように行うか。
何を優先的に見せるか(どの情報が望まれているか)、どのように見せるか。
これらをきちんと決めておく必要があります。
モバイル主体のデザインが増えた
PC表示でもモバイルと同じく ≡ ボタンでメニューを表示させる。PCでもモバイルでも同じ1カラム表示をする。等々、モバイル主体のデザインが増えたように感じます。
ヘッダーのレイアウトも昨年は2列表示(ロゴやアイコン等で1列。検索フォームで1列とる)が多かったのが、今年はすべて1列表示です。
ヘッダーに高さがあるとコンテンツ部分の表示領域が小さくなりますし、ECに限らずヘッダー周りはシンプルに見せるサイトが増えたと思います。
私はそろそろモバイル用のフッターメニューを配置すべきかと考えているのですが、フッターメニューのあるショップ様はまだ見かけませんでした。
来年どうなっているか気にしておこうと思います。
横スクロールは意外に見かけなかった
昨年は、” たとえば「おすすめ商品」などに横スクロールを採用しているショップ様を散見 ” と書きましたが、今年はほとんど見ませんでした。
ECだけでなくサイト制作をしていると、「従来の縦スクロールだけでなく横向きのスクロールも採用されはじめた」という話をよく耳にするのですが、意外なほどに縦方向のスクロールが主でした。これも来年どう変化しているのか気にしておきます。
まとめ
うまいまとめ方が思いつかなかったので簡略ですが、Web接客ツールのようにすぐに導入できるものから、商品をどのように分類し見せているのか、など、受賞ショップ様に学べる点は多々あると思います。
今後のショップ運営に活かせるヒントとなり得ましたら幸いです。