さて、もう御用納めも目前というこの時期になって、今年5月22日に開催されたカラーミーショップ大賞2025の受賞ショップ様を拝見させていただいた感想です。

https://award.shop-pro.jp/2025
あまりじっくり見る時間は無かったこともあって、確認したのは優秀賞を受賞された10ショップ様だけですが、 前回からの変化や優秀ショップ様間の共通点が多かったので興味深かったです。
トップページに表示している商品が少ない
1つめのショップ様からいきなり感じましたが、トップページに掲載されている商品がとても少ないです。
商品が少ない というと、誤解を生みそうですので言い換えると、
読み物やおすすめコンテンツなどのバナーがメインで、商品リストはあまりありません。
バナーもおそらく絞り込まれたもので、大体4〜6程度です。
個人的にも、多すぎる選択肢は逆にユーザーに敬遠されると思っています。(もちろん業種にもよるのですが)
ユーザーを適切に誘導するためにも4~6ぐらいがちょうど良いというのは賛成できます。
商品の直接訴求ではなく、ユーザーと価値観を共有したうえで商品ページへ誘導という動線
トップページ冒頭からコンテンツや読み物リンクが続くこともあって、ECサイトを見ているという意識がかなり薄くなります。
これも、ショップ様の特性によって様々ですので一概に言えませんが、お客様をコンテンツページにまず誘導しておくことで知らず知らずのうちに事前にショップとの価値観を共有、商品の背景や歴史を学ぶこととなり、その後の商品ページへの誘導は非常にスムーズになると思われます。
ブランディング戦略ですね。
全体的にデザインはシンプルに
ECに限らずデザインは年々シンプルになっているような気がします。
デザインがスマートフォン主体になったこともあると思いますが、年齢を問わず昔よりも圧倒的にWebに触れている時間が長くなっていますので、あまり見ていて疲れないデザインが望まれているのかも知れません。
ユーザーのストレス軽減ですね。私ももともと目が弱いのであまりゴテゴテしたサイトは見ていて疲れます。
ページ遷移せずに複数の商品を見せる
ストレス軽減といえば、ページ遷移なしで表示カテゴリを切り替えられるタブ切り替えも結構目にした気がします。
つい最近ちょうどそんな仕事したなと思ったので参考までにリンクを貼っておきましょう。
(一創堂のお取り寄せ 様)
ページ遷移は少ない方が結果的に離脱率も下がりますし、これからも増えるでしょうね。
ナビゲーションもすっきりしている
昔と見比べると本当にナビゲーション周りはすっきりしました。
メニューを減らせば良いというものでもありませんが、お客様が探している商品(ページ)をスムーズに見つける という主旨を満たせているならそれが正解だと思います。
たとえば、ECではないですが「解約ページが見つけにくい」みたいな作りは論外です。
どのページにいても全てのページに2クリック以内で辿り着くことができる という基本は頭に置いておかないといけないと思っています。
ショート動画やライブ配信は当たり前のように導入されている
主にInstagramですが、もう当たり前みたいにどのショップ様でも組み込まれていますね。 インスタ全然見ない自分は少数派なんだろうなというのは分かりました。(別にインスタが嫌いというわけではなく、仕事を離れたらできるだけPCやスマホに触れたくない。)
ほぼ入っているチャットツール
これまたほぼ全ショップ様に入っていたんじゃないでしょうか。オンラインの接客チャットツール。 メールやフォームから問い合わせするよりハードル低いから良いのかもですね。
感想
自分が思っていたよりもECがどんどん進化しているな〜 というのを肌で感じました。
特に今年はシステム関係のご依頼が多かったのでショップフロントにはあまり縁がなかっただけに、ひと昔前のECが単にモノやサービスを売るだけの場所だったとすると、1つのメディアとして成熟しつつある印象を強く受けました。
「推し●●」という言葉が一般的に使われるぐらい個々の価値観が重視されている時代だからこそ、いかにユーザーの価値観に寄り添えるかが重要になってくるのかも知れません。
やっぱりECは面白いですね。