Core Web Vitalsを改善する。カラーミーショップのSEO対策

ケーススタディ

「ブログを更新しているのに、なかなか検索順位が上がらない」「SEO対策といえば、記事を増やすことしか思いつかない」——カラーミーショップを運営していると、このような悩みを抱えることがあります。

もちろん、ユーザーにとって役立つコンテンツを継続的に公開することは重要です。しかし、カラーミーショップのSEO対策は、ブログの更新だけではありません。

特に見落とされやすいのが、Webサイトそのものの「速さ」と「使いやすさ」です。

Google検索では、ページの表示速度やユーザーが実際にページを操作したときの体験を測定する指標として、Core Web Vitals(コアウェブバイタル)が利用されています。

この記事では、カラーミーショップで発生しやすい速度低下の原因と、テンプレートのコードをどのように改善できるのかを、ECサイトの運営者にも分かるように解説します。

なぜ「Core Web Vitals」がカラーミーショップの売上を左右するのか?

ECサイトでは「ページが表示されるまで待たされる」というだけで、ユーザーが商品を見る前に離脱してしまう可能性があります。

特にスマートフォンからのアクセスでは、通信環境や端末性能によってページの表示速度に大きな差が出ます。Googleも、ページ速度が遅い場合にはユーザーがナビゲーションを途中で離脱しやすくなることを説明しています。

また、Googleではページの表示速度をモバイル検索のランキング要因として利用しており、現在はCore Web Vitalsの主要な指標として、次の3つが使われています。

  • LCP(Largest Contentful Paint):ページの主要なコンテンツが表示されるまでの時間。「商品画像やメインビジュアルがいつ表示されたか」を見る指標です。
  • INP(Interaction to Next Paint):ユーザーがクリック・タップなどの操作をしてから、画面が反応するまでの速さ。「押したのに反応しない」という状態を評価します。
  • CLS(Cumulative Layout Shift):ページ表示中にレイアウトがどれだけズレたか。「あとで表示された画像や広告によって、ボタンが突然動く」といった現象を評価します。

つまり、単純に「ページが何秒で表示されたか」だけを見ているわけではありません。

商品をすぐに確認できるか、操作したときにきちんと反応するか、画面がガタガタ動かないか。こうしたECサイトの使いやすさを、実際のユーザー体験に近い形で評価しているのがCore Web Vitalsです。

カラーミーショップでよくある「速度低下」の技術的要因

カラーミーショップでは、テンプレートを自由にカスタマイズできる一方、運営期間が長くなるほどHTML・CSS・JavaScriptが複雑になりやすい傾向があります。

特に注意したいのが、次のようなケースです。

1. アプリや計測タグによるJavaScriptの肥大化

アクセス解析、広告計測、SNS連携、チャット、レコメンド、レビューなど、ECサイトではさまざまな外部サービスを利用します。

しかし、それぞれのサービスがJavaScriptを読み込むと、ブラウザは大量のファイルを取得・解析・実行しなければなりません。

「1つのスクリプトなら問題ない」と思って追加していった結果、気が付けば商品ページだけで大量のJavaScriptが実行されている、というケースもあります。

2. 商品画像・バナー画像の最適化不足

ECサイトでは画像が多いため、画像容量も表示速度に大きく影響します。

特にスマートフォンでは、画面にまだ表示されていない商品画像まで一度に読み込んでしまうと、初期表示に必要以上の通信が発生します。

3. 画像や広告によるレイアウトのズレ

「画像が読み込まれた瞬間に商品情報が下へ移動した」「後から表示されたバナーによって購入ボタンの位置が変わった」という経験はないでしょうか。

これはCLSの悪化につながります。

原因は画像そのものだけとは限りません。HTMLの構造やCSS、JavaScriptによる後からの要素追加など、テンプレート全体の設計が関係していることがあります。

テンプレート編集でできる、カラーミーショップ高速化の3つのアプローチ

ここからは、実際にテンプレートを編集するときの考え方を紹介します。

アプローチ①:外部スクリプトの読み込みを最適化する

JavaScriptは「とにかく削除すればよい」というものではありません。

まず重要なのは、そのスクリプトがどのページで本当に必要なのかを確認することです。

例えば、商品詳細ページでしか使っていないJavaScriptをトップページでも読み込んでいるなら、商品ページだけで読み込む設計に変更できないか検討します。

また、初期表示を妨げる必要のないJavaScriptには、状況に応じてasync, deferなどを利用します。

<script src="https://example.com/script.js" defer></script>

asyncやdeferを付けることで、HTMLの解析を妨げずにスクリプトを読み込めます。

ただし、すべての外部スクリプトに機械的に付ければよいわけではありません。依存関係や実行タイミングを確認しながら調整する必要があります。あるいは必要なタイミングまでスクリプトを読み込まないのも1つの解決策となります。

アプローチ②:画像の遅延読み込みを徹底する

ページを開いた直後に見えていない画像については、ブラウザのネイティブLazy Loadingを利用できます。

<img
  src="product-image.jpg"
  alt="商品名"
  loading="lazy"
  width="800"
  height="800"
>

loading="lazy"によって、画面から離れた位置にある画像を必要になるまで遅延させることができます。

ただし、ここでも「すべての画像をlazyにすればよい」というわけではありません。

ページを開いた直後に表示されるメインビジュアルや商品画像まで遅延させると、かえってLCPに悪影響を与える可能性があります。

最初に見える重要な画像は優先して読み込み、それ以外を遅延させる。この使い分けがポイントです。

アプローチ③:CLSを防ぐCSSコーディング

画像の表示前後でレイアウトが変わらないようにするには、画像の表示領域をあらかじめ確保しておくことが重要です。

例えば、画像の縦横サイズをHTML上で指定しておきます。

<img
  src="product.jpg"
  alt="商品名"
  width="800"
  height="800"
>

CSS側でレスポンシブ表示を行う場合も、アスペクト比を維持する設計が有効です。

.product-image {
  width: 100%;
  aspect-ratio: 1 / 1;
  object-fit: cover;
}

これにより、画像が読み込まれる前からブラウザが必要な表示領域を把握しやすくなり、画像読み込み後のレイアウトシフトを抑えられます。

このように、カラーミーショップの速度改善は「画像を軽くする」だけではありません。HTML、CSS、JavaScript、外部サービスの読み込み方まで含めて、ブラウザがページを表示するまでの流れ全体を見る必要があります。

まとめ:カラーミーショップのSEOは「コンテンツの外側」も改善できる

SEOというと、キーワードを考えてページを増やしたりブログ記事を書くことに目が向きがちです。

しかし、ECサイトで本当に重要なのは、検索から訪問してくれたユーザーが商品を見て、操作して、購入まで進める環境を整えることです。

Core Web Vitalsは、そのための技術的な改善ポイントを確認する重要な指標のひとつです。

そして、カラーミーショップの場合、テンプレートのHTML・CSS・JavaScriptを適切に見直すことで、デザインを大きく変更せずに改善できるケースがあります。

「デザインは気に入っている。でも、テンプレートの裏側がどうなっているのか分からない」

このような場合こそ、経験のあるエンジニアによるコードレベルでの調査が有効です。

ミフネWEBでは、カラーミーショップ公認パートナーとしての知見を活かし、カラーミーショップのカスタマイズからサイト高速化まで対応しています。

「自社ショップが遅いのか一度チェックしてほしい」
「PageSpeed Insightsのスコアが低いが、何を直せばよいのか分からない」
「デザインを崩さずにテンプレートを安全にカスタマイズしたい」

といったご相談も歓迎しています。

最短1時間・4,400円〜の軽微なカスタマイズから、本格的なCore Web Vitals改善まで、ショップの状況に合わせてご提案します。

カラーミーショップの技術的なSEO対策や速度改善でお困りでしたら、まずはお気軽にご相談ください。

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