ショップへのアクセスはあるのに、商品がなかなか売れない。いわゆる「コンバージョン率(CVR)が低い状態」
そんなとき、広告やSNSの投稿を増やす前に見直したいのが商品ページです。
商品ページを訪れた人は、写真や説明を見ながら「自分に合うか」「安心して買えるか」「届いた後に困らないか」を確認しています。
必要な情報が見つからなかったり、購入ボタンまでの流れが分かりにくかったりすると、購入を迷ったままページを離れてしまうことがあります。
この記事では、カラーミーショップの商品ページで確認したい項目と、改善を進める順番の一例をご紹介します。すべてを一度に変更するのではなく、お客様がつまずきそうな箇所から整えていきましょう。
まずは商品ページのどこで迷うかを考える
商品ページの改善では、見た目を好みに変えることより、購入者が判断に必要な情報へたどり着けるかが大切です。商品を初めて知った人の目線になって、商品ページが次の問いに答えられているか確認します。
- 何の商品で、どんな人・用途に向いているか
- サイズ、素材、内容量、使用方法などの仕様・スペックが理解できるか
- 色や質感、実際の大きさを想像できる写真が掲載されているか
- 選択肢を選び、カートに入れる方法は分かりやすいか
- 送料、発送時期、返品条件を確認できるか
商品ごとに必要となる情報は異なります。
食品なら原材料や保存方法、アパレル商品ならサイズ感やモデル着用情報、家具なら寸法や搬入条件など、購入を決める前に尋ねられやすいことを洗い出します。
商品名と商品簡易説明で「自分向けの商品」と伝える
商品名にはブランド内の商品名だけでなく、商品種別や特徴など、購入者が商品を識別するための情報を簡潔に含めます。検索結果やカテゴリ一覧にも表示されるため、長くなりすぎない範囲で具体性を持たせましょう。
商品簡易説明は商品一覧にも表示できるので、補足情報を端的に提示する場所として有用です。
商品の特徴やどんな悩みや用途に応える商品なのかを簡潔に示します。例えば「軽量です」だけではなく、「毎日の通勤で持ち歩きやすい軽量設計」のように、特徴と利用場面を結びつけるとお客様が購入後の自分をイメージしやすくなります。
長文で記載できる商品説明には、素材や仕様、使い方、お手入れ方法、注意事項などを整理します。重要な条件を長い文章の中に埋め込まず、見出しや箇条書きを使うとスマートフォンでも確認しやすくなります。
商品レビューを掲載する
よほどの事情がなければ追加しておきたいのが「商品レビュー」です。実際に使用したユーザーの意見は何よりも購入時の参考にされます。
良い意見だけでなく悪い意見も収集し適切に表示することはサイト評価の改善にもつながる可能性があります。
写真は購入判断に必要な情報を補う
商品画像はページを飾る素材ではなく、商品説明を補う情報です。正面写真だけでなく、背面・側面・細部・使用時の大きさなど、購入者が確認したい視点を用意します。サイズ感が伝わりにくい商品では、比較対象や使用シーンを示す写真も役立ちます。
画像ごとに同じ構図を並べるのではなく、各画像が何を伝えるかを決めます。色違いがあるなら色の差が分かる画像、素材が特長なら質感の分かる接写、組み立てが必要なら完成状態と寸法の図を用意する、といった考え方です。
スマートフォンで表示を確認し、画像が小さすぎないか、拡大しなくても要点を確認できるかも見ます。画像の容量が大きい場合は、画質を確認しながら適切なサイズ・形式に調整します。
価格以外の購入条件もページ内で分かるようにする
購入者は商品価格だけでなく、送料、発送までの日数、配送方法、返品・交換条件なども含めて購入を判断します。商品によって条件が変わる場合は、該当商品に必要な情報が分かる場所へ掲載します。ショップ共通の案内ページへリンクする場合も、商品ページから無理なく移動できるようにします。
納期に幅がある受注商品や予約商品では、いつ発送されるのか、他の商品と同時購入した場合にどうなるのかを明記します。購入後に初めて知る条件を減らすことは、問い合わせや行き違いの予防にもつながります。
選択肢と購入ボタンを分かりやすく配置する
サイズや色などオプション選択が必要な商品では、選択肢の名前を具体的にし、オプションによって何が変わるのかを明確にします。
色やサイズのように分かりやすい選択肢であれば気にしなくても大丈夫ですが、専門性や独自性の強いオプションを選択しないといけない場合は、選び方の案内やオプションごとの違いを解説しているページへのリンクを近くに置くとお客様の迷いを減らせます。
購入ボタンは、商品情報や必須の選択項目を確認した後、自然に操作できる位置に置きます。テンプレートを編集する場合は、在庫切れ・選択漏れ・会員限定販売などの状態もきちんと意図通りに表示できているか確認します。
アクセス状況を見ながら一つずつ改善する
変更前に、対象商品のアクセス数、カート投入、注文数など、確認できる指標を記録します。改善後は同じ期間や条件で見比べます。季節性や広告出稿などの影響もあるため、短期間の数字だけで結論を出さず、変更した内容と期間をメモしておくと判断しやすくなります。
カート投入が少ない場合は、商品情報や選択肢、価格・送料の伝え方を確認します。カート投入後に注文が進まない場合は、商品ページ以外の購入手続きや配送条件も確認する必要があります。問題の場所を分けて考えることで、改善の方向が見えやすくなります。
まとめ
商品ページの改善では、商品の魅力を伝えるだけでなく、お客様の不安や疑問を解消し、迷わず選ぶことのできる設計が重要です。
商品名と冒頭説明、写真、仕様、配送条件、選択肢、購入ボタンを順に確認し、実際のアクセスや注文の変化を見ながら調整しましょう。
