WordPressなど他のサービスでショップサイトを作り、カート機能だけカラーミーを利用する という方法があります。
SEO面のメリットやメディアファイル(画像など)の管理が楽。
ブログと合わせて一体型のサイトが作れる、等の理由でWordPressとカラーミーを併用するショップは以前よりも増えてきた印象です。
今記事では、別サービスでショップ構築する際の手順と注意点を説明しておきます。
「戻り先URL」を指定する
忘れられがちなので、最初に戻り先URLの設定について。
戻り先URL、注文後戻りURLとは、ホームURLに戻るリンクを変更できる機能ですが、これをショップサイト(カラーミーではない方)のURLに変更しておきます。
管理画面 > ショップ作成 > 開店閉店設定 から変更できます。
戻り先URL指定は301リダイレクトでは無いので、直接入力でURL指定した場合はカラーミーのトップページが表示されます。
あくまで、カート画面や会員ページからのホームリンクが別ページに変更されるという機能ですのでご注意ください。
別サイトでなく、カラーミーのフリーページ機能で作成したページに誘導することも可能です。
購入フォームは「どこでもカラーミー」で表示させる
カラーミーには「どこでもカラーミー」というJavaScriptで動作する外部カート機能があります。
商品画像の表示をするか否か、在庫を表示するか否か、価格を、、、など、商品ごとに細かく設定でき、品切れの場合には自動で非表示になるなど、メンテナンス面でも楽です。
AmebaブログやWixなど、サービスによってはどこでもカラーミーが動作しない場合がある(java scriptコードの貼り付けを禁止している)らしいので、予め動作確認しておきましょう。
どこでもカラーミーを利用している場合、カート画面からの「買い物をつづける」リンク先は元のページ(カラーミーじゃない方のサイト)に設定されます。
注意点
カラーミーのページが表示されることもある
先程書いたようにリダイレクト設定しているわけではないので、たとえばカート画面から商品へのリンクをクリックした場合など、カラーミー側のページが表示されることも普通に有ります。
別サイトでショップ構築するのならカラーミー側を作り込む必要はありませんが、余裕があれば、カラーミーから独自ページへのリンクを貼っておくなどして体裁を整えておきましょう。
裏技的に
meta http-equiv="refresh" content="0;URL=https://(独自ページのURL)"
をページ内に記述してページ移動させることもできますが、301Rと違ってSEO的には何の効果もありません。
なお、このmetaタグは本来headタグに記載するものですから、コンテンツ内に書いて動作するのはある意味バグです。いつか無効化するか知れません。ご利用は自己責任でお願いします。
掲載設定
商品編集で掲載設定(掲載・非掲載・会員のみ)が指定できますが、「掲載」以外の場合、どこでもカラーミーが動作しません(もしくは購入できなくなる)。