カラーミー大賞2018の受賞ショップ研究
ネットショップで売れているお店はどういうレイアウトで、どのような見せ方をしているのか調べてみようと「カラーミー大賞2018」の授賞ショップを見てみました。
もちろん細かい部分に違いはありますが大体共通しているのは、
1・トップページに横幅いっぱいのスライドショーで目玉となる商品やサービスの紹介、
2・スライドショーの下は2カラムになっていて商品リストなどのサイドバーは左に配置が多い
といったところです。
カラーミーショップ(PRリンク)に限らず最近の主流レイアウトだなと感じます。
売れるショップ作りは売れているお店の真似から。
まずはカラーミーだけで同じレイアウトを構成してみようと思います。
カラーミーショプで使うスライドショーを作成する
有料のテンプレートを利用する手もありますが、スライドの配置ぐらいなら無料テンプレートでも簡単です。
今回はカラーミーキット(無料)テンプレートを前提で説明しますが、他のテンプレートでも大体同じです。
管理画面 : デザイン >> スライドショー
「ファイル選択」でスライドに使いたい画像を保存。
「画像単位設定」でリンクURL、文字入れ(どちらも任意)を個別登録、保存。
スライドの種類、スピードなどの設定を済ませると下側に出力用HTMLが表示されていますので、これをコピーしておき次にすすみます。ちなみにbxslider.js用のコードが生成されています。
//生成されるコードの一例です
<{if $slideshow_html}>
<div class="slider">
<{$slideshow_html}>
</div>
<script type="text/javascript">
//<![CDATA[
$(function(){
$('#slider').bxSlider({
auto: true,
pause: 3000,
speed: 1000,
controls: false,
captions: true,
mode: 'fade'
});
});
//]]>
</script>
<{/if}>
スライドショーを表示させる
管理画面 >> デザイン >> デザイン >> テンプレート編集
スライドショーはトップページだけに表示させることがほとんどだと思いますので、その体でいきます。
HTMLの操作なので当然ながら上級者モード(HTML・CSS編集)です。
先ほどコピーしておいたhtmlコードを貼り付けるだけですのでそんな難しいものではありません。
余白や画面幅など細かい調整をしたければcssの知識が必要になりますが、とりあえず今回はコピー&ペースト + 補足だけでいける内容で書きます。
トップページだけにスライドを表示したいのですが、「トップ」のHTMLにコードを貼り付けるとサイドバーの幅だけ余白ができてしまい、横幅いっぱいにはなりません(下図)。
なので「共通」HTMLにはりつける方法をとります。
先に完成図がこちらです。きちんと横幅いっぱいになっています。
HTMLの編集
下図を参考に、先ほどコピーしたコードを「共通」のHTMLに貼り付けます。別にこの場所でなくても構いませんが、上の完成図に合わせています。
各ページのコンテンツを表示する部分(include file = $file_name)よりも上になるので、一見すべてのページで表示されてしまいそうですが、先ほどコピーしたコードを変にいじらずそのまま貼り付けていればトップページ以外では表示されないので心配ありません。
HTMLの編集はこれで終わりですので「保存」。
スライドオプションの編集
スライド作成で生成されたコードの中で基本的なオプションは設定されていますが、必要であれば追加オプションを設定することもできます。
まず自動で設定されているオプションは以下の意味です。
Option名 | 意味 |
---|---|
auto | 自動再生するか |
pause | スライド停止時間 |
speed | スライドの変化時間 |
controls | スライド下のドットナビゲーション |
captions | 「字幕」を表示するかどうか |
mode | フェードか横スライドか縦スライド |
これだけでも問題ないですが、追加するなら以下あたり。
Option | 意味 |
---|---|
autoControls | 下図のようなコントローラー表示(true/false) |
autoHover | マウスホバーで一時停止(true/false) |
pager | スライドに矢印アイコンを表示(true/false) |
先程のコードにこれらオプションを追加する場合、以下のようなコードになります。
//コード例
<{if $slideshow_html}>
<div class="slider">
<{$slideshow_html}>
</div>
<script type="text/javascript">
//<![CDATA[
$(function(){
$('#slider').bxSlider({
auto: true,
pause: 3000,
speed: 1000,
controls: false,
captions: true,
mode: 'fade',
autoControls: true,
autoHover: true,
pager: true
});
});
//]]>
</script>
<{/if}>